作 : オノマリコ(趣向) 演出 : 扇田拓也(空 観) 音楽 : 後藤浩明
出演 : KAKAZU、伊藤昌子、海老根理、大川翔子、榊原美鳳、前原麻希、三澤さき(五十音順)
◆ 公演について ┗━━━━━━━━ 2021年・2022年に上演し、好評を博した趣向の代表作『パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。』の再再演です。今回は、長野(犀の角)・大阪(すばるホール )・神奈川(スタジオHIKARI)の3都市公演ツアーにて上演いたします。
「生きづらさ」を抱える大人たちが、オスカー・ワイルドの『サロメ』をモチーフに、演劇を作りながら、時にはいさかいなども起こりつつ、互いに励まし合い明日へと生きていく姿を描いています。演出の扇田拓也さん、音楽の後藤浩明さんをはじめとした出演者やスタッフの力により、「生きづらさ」に苦しむ人を描きながらも「優しさ」を感じさせる演劇作品になっています。
再再演では更なるブラッシュアップを目指し、上演は春先ですが、クリスマス時期を背景に歌ったり踊ったり演劇をするこの作品で、誰もが今日ここに生きていることを肩を叩き合って讃えるような作品にしたいと思います。ご期待ください!
◆ あらすじ ┗━━━━━━━━ 2021年冬。コロナ禍の合間をぬって、その読書会は行われている。本を読むことに慣れているわけではないけれど、人生が退屈すぎて、退屈はほとんど恐怖で、わたしたちはここに来る。見た目ではわかりにくいけれど「健康」ではないわたしたちは、カッターを自分に向けないように、信頼しているあの人に預ける。クレジットカードを使いすぎないように、信頼しているあの人に預ける。『人形の家』を読んでおしゃべりをして、『サロメ』を読んでおしゃべりをする。そしてわたしたちは「演劇」をはじめる。
プロフィール 趣向 オノマリコ、大川翔子、前原麻希からなる劇団。世の中の小さな声を演劇にして伝えていく。2016年から、高校生との共同製作“趣向ジュニア”の活動も行なっている。2024年5月、新作『べつのほしにいくまえに』を横浜で上演。同作にてCoRich舞台芸術まつり!2024春にて、グランプリを受賞。
オノマリコ 劇作家。神奈川県出身。みずみずしい台詞と、時空間を飛び越える構成とを特徴とする。代表作は女子学生の四年間を描いた『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』。ストレートプレイのほか、ミュージカルの作詞や脚本も行っている。また、十代の人との作品創作やエスノグラフィーの演劇化など、「劇作家が世界でできること」を考えながら活動している。
詳細
- 日時:
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2025年5月4日(日)
~2025年5月5日(月)14:00~(開場は30分前)
- 会場:
2F小ホール
主催:趣向 共催:公益財団法人富田林市文化振興事業団、精華高等学校演劇部
協力:ダックスープ、空 観、u.m.i management、イマジネイション、黒猿、ままごと、劇作家女子会。
劇団 趣向: https://shukou.org/
お問合せ: ticket.shukou@gmail.com
- 料金:
一般 3,500円(当日500円増) U25 2,500円 U18 1,500円
障がい者割引 1,500円 劇団応援チケット(特典付き) 10,000円
友の会 一般 3,300円(当日500円増)
※U25/U18:公演当日25・18歳以下の方 当日身分証をご提示ください。
※障がい者割引:障害者手帳をお持ちの方とその介助者の方1名様。当日証明書をご提示ください。
※車椅子でご観劇:ご予約の際お申し出ください。
※台本データ提供:ろう者・難聴者の方でご希望の方に台本データを送りします。
劇団ticket.shukou@gmail.com まで「台本データ希望」とご記入しお送りください。
※未就学児はご観劇いただけません。
※劇中に児童虐待、グルーミングを受けていたと思わせる台詞があり、虐待による
トラウマを想起させる描写があります。
小学生は保護者同伴で助言指導のもと観劇をおすすめします。
事前に台本の内容を確認される場合は趣向までお問合せください。
- 席種:
全席自由