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- すばる君に聞こう!
Q.どうして星はあるんですか?
A.宇宙には、「星間雲」という星の材料があります。たくさん集まってくると、星になります。
Q.星はどうして見えるんですか?
A.お星さまは自分でぴかぴか光っています。その光が何年もかけて地球に届いているので、夜になると見えるようになります。
Q.星でいちばんあつい星さむい星の色と名前はなんですか?
A.自分で光っている「恒星」は、どれも、とっても温度が高いんです。比較的温度が高い星は白や青に見えて、温度が低い星は赤に見えます。どの星が一番あつい、さむいかは、よく分からないのです。例えば、おとめ座のスピカは20000度くらい、オリオン座のベテルギウスやさそり座のアンタレスは3500度くらいです。
Q.太陽は何度なの?
A.太陽の表面温度はおよそ6000℃くらいですが、「黒点」と呼ばれる、しみのように見える黒いところは周りよりも温度が低く、3000℃くらいだそうです。また、「コロナ」と呼ばれる部分は100万℃くらいもあるそうです。
Q.どうして星は光るんですか?
A.星は「核融合反応」を起こして、光と熱のエネルギーを出しています。わかりやすく言うと、星の燃料を燃やしているので、光って見えます。
Q.星にはほとんど名前があるけど、つけられてない星もあるんですか?
A.特に明るい星や、目立つ星などには意味のある名前が付けられています。例えばさそり座にある「アンタレス」という星の名前には、「火星の敵」といった意味があります。こういった名前は「固有名」と呼んだりしますが、中には記号だけで呼ばれる星もあります。基本的に、全ての星に名前か記号がつけられています。
Q.星はなんで色や形が違うの?
A.星の色が違うのは、星の表面温度がそれぞれ違っているからです。自分で光っている星は、温度が高ければ高いほど青白く見え、温度が低ければ赤っぽく見えます。星の形はあまり違うことはありません。自分で光っている星はすべて、丸い形をしています。
Q.一番大きい星はなんですか?
A.人間が今までに見つける事が出来た星のなかで、一番直径が大きいとされているものは、おおいぬ座にあるVYという星だそうです。直径はなんと太陽の1950倍もあるそうです。ただ、人間が今まで見つけた星は宇宙のほんの一部にしか過ぎませんので、これよりも大きい星があるかも知れませんね。
Q.一番小さい星はなんですか?
A.「星」をどのように見るかで、大きさがとても変わってしまいます。例えば、自分で光っていなくても、「惑星」「衛星」など、「星」と呼べる物があるからです。ですので、正確に答える事ができないかもしれません。ちなみに、現在見つかっている一番小さな「ブラックホール」は、直径が24kmしかないそうです。
Q.星は何種類あるんですか?
A.まず、自分で光っている星を「恒星」といって、その恒星の周りを回っている自分で光っていない星を「惑星」、惑星の周りを回っている星を「衛星」と呼びます。さらに、「恒星」にもいくつか種類があって、「惑星」以外の恒星を回っている星にも種類がありますので、たくさんの種類があります。
Q.肉眼で見えない星は、他にどんなものがあると考えられていますか?
A.「肉眼で見る」ということは、望遠鏡などを使わずに見るという事ですので、人間の視力の限界、と言うことが出来ます。人間の視力で見ることが出来るのは大体6等星までとされていますので、ほんの一部の星しか見えていないのです。言い換えれば、ほとんどの星は肉眼では見えないという事になります。
Q.誰が星をなづけたの?
A.夜空に光っている星の名前を付けた人は、ほとんどが誰が付けたか分かっていません。(一部、分かっているものもあります。)誰かがそう呼び出した名前が一般化して、今に伝わっているからです。ただし、誰が付けたか分かっている星もあります。小惑星や彗星は、見つけた人が名前を付けてよい事になっているからです。
Q.星は何個くらいあるの?
A.私たちの銀河系の中には、大体2000億個くらいの星があるとされています。その中で、私たちが夜見ることができるものは、ほんの3000個くらいです。銀河も一つだけではなく、宇宙の中にたくさんありますので、星の数は本当に分からないくらいたくさんあります。