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- すばる君に聞こう!
Q.どうして土星とかあるのですか?
A.太陽が出来た時に、太陽のまわりに惑星の材料がたくさんありました。少しずつ集まっていって、土星などが出来たと考えられています。
Q.どうして土星は大きいんですか?
A.土星は主に、水素やヘリウムといったガスで出来ています。これらは通常、気体の姿をしていますが、気体の状態だと体積(おおきさ)がとても大きくなります。そのため、土星はとても大きな惑星になっているのです。
Q.どうして土星のまわりには円があるのですか?
A.土星が出来た時に、土星の周りにわっかの材料もいっしょにありました。長い時間をかけて、土星のわっかが出来ました。
Q.どうして地球ができたんですか?
A.今から46億年くらい前に、もっと小さな星がたくさんぶつかって、今の様な地球の原型が出来たと考えられています。
Q.どうして地球はまるいんですか?
A.物質には重力があります。物質が集まってくると、重心に向かって引っ張ろうとする力が次第に強くなります。ある程度物質が大きくなると、重力のほうが物質の強度を上回るようになり、中心に向かって平均して同じ力が働くような形になってきます。その形が球形なのです。(中心から等しい距離の形になる。)
Q.地球のほかに住む事ができる星はあるんですか?
A.今のところ、まだ見つかっていません。すごく遠いところには、地球に似ているかも知れない星は見つかっていますが、残念ながらそこまで行く方法がありません。その代わり、月や火星で暮らせるようにする研究は、少しずつ進んでいます。
Q.なんで地球は丸いのに、地面はまっすぐなんですか?
A.本当は地面も丸くなっていますが、それが分からないくらい地球が大きいので、普段はまっすぐに感じます。ちなみに、地球の直径は約1万2000kmありますので、いろいろ計算してみてはどうでしょうか?きっと面白い発見があると思いますよ。
Q.惑星はなんで丸いの?
A.2006年に惑星の定義が決定されましたが、その中に「充分に大きくて丸い形をしている事」が条件の一つとして採用されています。ある天体が惑星になるためには、丸い形になれるくらいに大きい必要があって、「丸いから惑星になれる」という事もできます。
Q.はじめ地球はどんな形だったの?
A.地球は今からおよそ46億年前に誕生したと考えられていますが、その当時はどろどろに溶けた金属や岩石のかたまりだったとされています。それが長い時間をかけて冷えて固まって、雲ができ、雨が降り出して海が出来たと考えられています。
Q.木星より大きい星はあるでしょうか?
A.木星は太陽系の中では一番大きな惑星ですが、太陽系の外に出ればもっと大きな惑星はたくさん見つかっています。
Q.地球や木星などで、一番大きい惑星はなんですか?
A.地球や木星など、太陽の周りを回っている大きな星を「惑星」といいます。木星は太陽系の惑星のなかでは一番大きいものになります。直径で比べると、地球の約11倍もあります。
Q.土星は地球からどれくらい離れているんですか?
A.土星は太陽の内側から数えて6番目を回っている惑星で、太陽の周りを一周するのに地球の時間で30年くらいかかります。太陽から土星までの距離はおよそ10天文単位(AU)離れています。これは、地球と太陽の平均距離のおよそ10倍という事で、kmに直すと14億3000万kmくらいになります。
Q.衛星は何個あるの?
A.衛星は惑星の周りを回る星の事を言いますので、惑星によって数が変わります。水星や金星には衛星がありませんし、木星には63個以上も衛星があります。今見つかっているだけで、太陽系の中の衛星は全部で150個以上あります。
Q.宇宙で一番大きい月はなんですか?
A.宇宙全体ではまだまだ見つかっていない月がたくさんあると思いますので、太陽系の中でお話させてもらいますね。太陽系の中で一番大きい月は、木星の周りを回っている「ガニメデ」という衛星です。赤道周りの半径が2600kmもあって、惑星である水星よりも大きい星です。