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指揮者の永峰大輔様からコンサートの聴き所についてメッセージをいただきました。(ザ・ベスト・コンチェルト2020)   2020.01.11

指揮者の永峰大輔様からコンサートの聴き所についてメッセージをいただきました。

 大阪交響楽団のみなさんと共に、素晴らしいソリストをお迎えして演奏する、ベートーヴェンのピアノ協奏曲。
今回演奏する2曲は、どちらも個性的で魅力に満ちた作品です。第4番は、オーケストラとピアノがまるで対話をしているかのような作品で、特に第2楽章は、リストが「復讐の女神たちをやわらげるオルフェウス」と評したように、聴いていてドラマティックな映像が目に浮かぶような曲です。こちらは、気鋭のピアニスト鯛中卓也さんが演奏してくださいます。そして、第5番「皇帝」は、この雄大な協奏曲にふさわしいソリスト、横山幸雄さんの演奏で。この曲も、カンタータのようなしっとりとした美しさを讃えた第2楽章が聞き所です。
協奏曲第4番は1806年、第5番は1809年に作曲されているのですが、この2曲を続けて聴くことによって、3年弱の間にベートーヴェンが協奏曲というジャンルにおいて考えたこと、挑戦したことが、ありありとわかると思います。貴重な体験です!
最初に演奏する序曲「プロメテウスの創造物」は、炎によって木像に命を吹き込み、音楽によって魂を宿し、人間を創造していくという物語です。コンサートを通して、シンプルなものから始まり、発展し、偉大なものになっていく。そうしたコンセプトを表現できたらと思います。
そして、これは内緒ですが、実はこの序曲がちょっとした「フリ」になっています。そのあたりは、ぜひコンサートにいらっしゃって、ご自身の耳で確かめてみてください!
みなさんのご来場をお待ちしております!

 

2020.01.11(sat)

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